ウクライナ・カニウ 国際石彫シンポジューム 2019

 

 ウクライナ キエフの南150キロにあるカニウの町外れにChervonechorne(チェルボノチェルノ)アートグループの施設がある、ホテル、石彫スタジオ、ギャラリー、屋外彫刻展示場、屋内スタジオ等があり、黒海に注ぐ大河ドニエブルの川沿で、近くにウクライナの偉人タラス・シェフチェンコの博物館、モニュメントがあり風光明媚な観光の地でもある。

 

 カニウ・シンポジュームはこの地で10年以上続いている石彫シンポジュームで、今年は文化

財団の支援を受けた特別な年であり取材や行事、が盛り沢山であった。

 

 主 催      チェルボノチェルノ・アートグループ

             Yury Stashkiv, Ekaterina Dovgairo, Natalia Bondarenco,

             Koasno Ckorno、(ウクライナ文化財団)

 


  参加作家  リュドミラ・ミスコ(ウクライナ)
       アレクサンダー・ディアチェンコ(ウクライナ)
       ニコラス・ボーフィルズ・エレンス(カナダ)
       ローランド・ホフト(ドイツ)
       ヴィンセント・ボーフィルズ・フルディガス(フランス)
       八木ヨシオ(日本)

   


 会 期      2019年9月2日〜9月28日

             21日 レクチャー、各作家スライドによる発表、制作過程見学会

28日 展覧会、クロージングパーティー

 

 

   黒海に注ぐ大河ドニエブル川キエフからの大型客船も航行する、釣りの名所。

 

        

            快適なホテル、20名の女性がローテイションで働いている

      男性はキッチンとガーデナー4名。

                                                       

       SNS特派員三田氏とローランド

                       

   メインディッシュ、川魚のムニエル、ドニエブル川の魚

  はパーチ、パイク、川カマスなど白身の魚、スープは野菜のブイヨン薄塩で素材の味を大切

   にする健康食である。

 

   

            制作中の八木作品と背景はアートギャラリー。

 

  

    55センチ角の箱抜き、一週間を費やす、今では鑿切りがめずらしい。

 

 

 不思議でユニークなヴィンセント、     サーシャと彼の作品、ソ連時代の廃屋の

                              スタジオ&ギャラリー

 原村の芋焼酎「はらしょ」を披露する。  ホリョーカ(ウォトカ)の愛好家アレキサンダー

                     味わいの良さを愛でる。

                                                      

   キエフ・オペラハウス5年前のユーロマイダンの騒ぎもあったであろう。

 

 

      台座に設置、        美術展と共に作品のお披露目、キエフからバスを

                  チャーターして美術家、画廊関係者、学生にレクチャー 

                    をする、シカゴからのキューレターも参加。

 

ローランドの作品、エッジの磨きが作品を引き締めている、  ヴィンセントの制作過程

                             テーマは「水」、

 [修行僧の瞑想の場]  上昇する階段を目で追い岩窟へ辿り着く追体験の遊び、

                  石材に就いての考察・自然石と切り出された石,

                切削面と鑿切り、抉り取られた空間、身体作業もテーマのひとつ。

     日没のドニエブル川